書類の提出
法人2期目 2度目の決算申告を行いました

法人2期目の決算日が8月末に訪れました。
決算申告は決算日から2ヶ月以内の10月末までに行う必要があります。

私は決算申告に関する書類は1期目と同じ「税理士いらず」というソフトで作成しました。
税理士いらずは必要情報を入力すると、
各管轄(税務署・県税事務所・市役所)に提出する書類一式をソフトで自動作成が可能で、
印刷して提出すれば完了する点が魅力的で、とても便利です。

9月に税務署(9/29)、県税事務所(9/25)、市役所(9/20)から郵送物が届きました。
税務署、市役所、県税事務所から送付された一部の書類には、割当てられた番号が印字されており、
税理士いらずで作成した申告書類に入力する必要があるので、大切に保管しておきましょう。
1期目で作成したデータを引き継いだ場合は自動的に割り当てられた番号が反映されるので、
誤りがないかだけ確認しましょう。

税務署からの郵送物

税務署からの書類は令和5年5月から申告書等用紙(申告書や別表、内訳書、事業概況の書類)の
送付は取りやめているので、e-taxを利用するようにとの案内文が同封されていました。
法人税と消費税の納付書が一部ずつ同封されていました。
私は申告書一式を税理士いらずで作成してしまうので特に問題ありません。

市役所からの郵送物

法人市民税に関する第20号様式の書類(提出・控え)、
会社情報が記載された納付書が同封されていました。

県税事務所からの郵送物

法人県民税の納付書のみ同封されていました。
法人県民税に関する第6号様式の書類は同封されていないので、
HPから様式をダウンロードすることができます。
こちらも税理士いらずで自動で作成されます。

税理士いらずのアップデート

税理士いらずというソフトは小規模事業者向けの会計ソフトで、
会社の基本情報の登録、銀行口座の登録、1年間の帳簿の作成を行うことで、
申告書類一式を自動的に作成してくれます。

税理士いらずの金額は初回16,500円/年、2年目以降は5,500円/年を支払うことで、
毎年、最新版の申告書類の雛形に適用した書類を作成することが可能で、
2期目はHPのアップロードというページから申込みを行い、
5,500円を指定口座へ入金すると、当日中にライセンスキー発行に関する
メールが届きました。

アップロードの手順は、HPより最新の体験版ソフトをダウンロードします。
インストールをはじめると、まず前年度のソフトのアンインストールを行います。
続いて、インストールをもう一度行うと、最新版のソフトがインストールされます。
ライセンスキーの入力画面が表示されるので、メールに届いたライセンスキーを
入力すると、最新版へのアップデートは完了です。

決算申告書を税理士いらずで作成

私の決算日は8/31なので、8月下旬に2期目の仕訳処理を
バージョンアップする前のソフトで一通り済ませていました。
会社情報などは1期目の情報が自動的に引き継がれているので、
2期目の入力作業は仕分け処理を適切に行うだけだったので、
半日程度で完了しました。

10/3にバージョンアップした最新のソフトで、
作成していた2期目のデータを読み込むと、問題なく反映されて、
決算処理を行うと、申告書類一式が自動的に作成されました。

各窓口への提出


税理士いらずで作成した決算書類一式を印刷して、
10/12に各窓口で必要な書類を提出、納付を行いました。
2期目は市役所、県税事務所、税務署の順番にまわりました。

市役所での所要時間は10分ほどでした。
市役所の収納課の窓口へ行き、「第二十号様式」の提出用と控用の書類を提出しました。
均等割額は60,000円、納付は市役所から送付されていた3枚綴の納付書に60,000円と記載し、
銀行窓口で納付書とお金を渡し納付、控えを受取り完了しました。

県税事務所での手続きの所要時間は5分ほどでした。
県税事務所の法人県民税の提出書類の3番窓口へ行き、
「第6号様式」の提出用と控用の書類を提出しました。
その場ですぐに受付印を押していただき、入口近くの窓口へ行き、
県税事務所から送付されていた納付書に均等割額21,400円と記載して、
納付書とお金を渡し納付、控えをもらい納付が完了しました。

税務署での所要時間は10分ほどでした。
税務署で提出した書類は以下です。
・決算書
・法人税別表
・法人税内訳書
・法人事業概況説明書

法人税別表と法人税内訳書は税理士いらずの帳簿に応じて、
提出が必要な書類のみ自動的に作成されますので、
それらを提出すればOKです。

税務署で受付印が押印されるのはすべての書類ではなく、
・法人税別表一
・法人事業概況説明書
の2点だけでした。

その他の提出書類はそのまま一式セットにして受領され、
翌日以降にOCRと入力作業によりデータを登録して、
何か不備等があれば電話していただけるとのことでした。

あとがき

2期目は1期目のように書類提出後に訂正・提出のしなおしなどもなく、スムーズに行うことができました。税理士いらずの書類作成も半日ほど、各窓口への提出に3時間ほどでの時間を要しました。2期目も無事に決算申告を終えることができて良かったです。

1期目の決算申告についてはこちら