毎月の料金を口座振替で受け取るために
企業はどのような手続きをすればよいのか。

口座振替とは、家賃や習い事、定期購入など、
毎月の料金の支払いが必要なサービスに使われる事が多く、
毎月決まった期日に自動引き落としが行われます。

口座振替では手間をかけず入金漏れを防げること、
入金金額間違いが発生しないこと、
余計な手間と時間を省けることが大きなメリットです。

「各金融機関」と個別で契約を結ぶ方法と
「決済代行会社」と契約を結ぶ方法があります。

決済代行会社を利用すれば、
複数の金融機関と個別に契約する必要がないので手間が省けます。

手数料は事業者が負担することが多いですが、
1件あたり100~150円が相場で、
クレジットカードの決済手数料と比べても
安価に設定されているので利用される企業が多いです。

各企業によって審査基準や運用開始までに要する日数、
毎月の引き落とされる日程など違いがあるので、
提供するサービスに合う決済代行会社を選びましょう。

①「サブスクペイ」（株式会社ROBOT PAYMENT）
12,000社以上の累計導入実績と年間300億円の取り扱い実績、
審査期間が最短2営業日で完了します。
手数料は業界最安値の1件あたり85円と大変リーズナブルな価格設定です。

便利なサブスクリプションサービスや従量課金制にも対応した
自動引落システムも搭載、他の決済手段との一元管理も可能です。
各金融機関での口座振替結果は、専用Webサイトで一括して確認できるので、
管理業務の工数減にもつながります。

②「epsilon」（GMOイプシロン株式会社）
個人から大企業様まで安心のセキュリティで最速1営業日で決済導入可能！
初期費用は無料、月額3000円、口座登録手数料100円/回、振替手数料120円/回。
大手銀行はもちろん、都市銀行やゆうちょ銀行、全国の信用金庫などに対応しているので、
幅広い年齢層のお客様を獲得し、利用を促進することができます。
振替日を月4回（5日、6日、23日、27日）からお選びいただけます。

その他にも、カード決済、電子マネー、銀行決済、口座振替等の
多様な決済代行が利用できる会社には次のような会社があります。
「株式会社DGフィナンシャルテクノロジー」
「株式会社ゼウス（SBIグループ）」
「ソニーペイメントサービス」
「Paidy・ルミーズ」

①「口座振替依頼書」
書面を通して申し込みをする従来の方法です。
3枚綴りのカーボン用紙にお客様に必要事項の記入と捺印をしていただき、
3枚目をお客様控えとして渡し、事業者はコピーまたはスキャンで必ず保管しましょう。
事業者から銀行や決済代行会社へ提出し審査、約1ヶ月ほどで振替が開始します。
シニア層が主の事業では振替依頼書を利用するケースも多いです。

②「Web上で口座振替の申請手続き」
お客様オンラインで必要な情報を登録して、
その場で受付が完了するため、振替開始が数日から数週間と早いです。

毎月の振替日は申込み方法や書類の到着期限によって違うため、
各収納代行機関や決済代行会社が発表しているスケジュール表で確認しましょう。

口座振替の振替結果は、振替日から数日後に確認ができます。
もし、引き落としができなかった場合、原因の調査や督促方法をどのようにするかは、
決済代行会社によって違うので確認しておきましょう。

口座振替を事業者がはじめる方法として、各金融期間ごとに契約する、決済代行会社を利用する、このいずれかから選択できます。決済代行会社なら1社と契約すれば複数の金融機関の口座振替が利用できるのでとても便利です。国内に10社近くある決済代行会社から人気と実績の高いおすすめ5社の中から提供するサービスに合う決済代行会社を選べば間違いないでしょう。