自動車を所有していると人の7割強の人が
加入している自動車保険の相場はそもそもいくらくらいなのか、
少しでも安くするにはどんな方法があるのかをご紹介します。
保険料は年齢や運転例、使用目的、地域、自動車の種別等で変わります。
例えば、年齢では事故率が高い10代や20代、高齢者は高くなります。
結論から言うと、
毎年の更新時期にネット保険の中から保険料を一括見積もりして、
最安値のところで申し込むと数千円〜数万円お安くなります。
2019年度の損害保険料率算出機構のデータでは、
全車両の自動車保険新規契約の保険料は、
およそ3兆9,130億円、契約台数は約6,615万台、
自動車1台当たりの保険料の平均額は、約59,100円です。
普通車の保険料では、およそ1兆2,376億円、契約台数は約1,681万台、
1台当たりの自動車保険料は約73,600円です。
小型車の保険料では、およそ9,042億円、契約台数は約1,571万台、
1台当たりの自動車保険料は約57,500円です。
軽自動車の保険料では、およそ9,160億円、契約台数は約1,845万台、
1台当たりの自動車保険料は約49,600円です。
今、ご自身が契約されている保険料が、
車両別に普通車73,600円、小型車57,500円、軽自動車49,600円を
全国平均の目安とすると相場より高いのか、安いのか判断できます。
現在、加入されている自動車保険が
お勤めの会社や車を購入されたお店で加入されている方は、
ネット保険の一括見積もりサービスを利用して、
同じ保険条件を入力して見積もりを取得しましょう。
例えば、60代男性が所有されているプリウスを
会社で提供されていた自動車保険を利用して
年額11万弱を支払っていました。
次の更新時期にネットの一括見積もりを利用して、
SBIの自動車保険が最安値水準で6.5万弱、
保険内容もまったく同じでしたので乗り換えました。
30代男性が所有されているステップワゴンでは、
初年度からネット保険を利用しており、
チューリッヒの自動車保険が初年度の契約キャンペーンで
割引額が大きく年額4万弱の保険内容で契約しました。
次年度は初年度の割引キャンペーンの適用がなくなり、
更新時期に一括見積もりを利用して比較すると、
アクサダイレクトが年額3.5万弱と安かったため乗り換えました。
保険料は安くても、実際に事故が発生したときの対応は
窓口のないネット保険で本当に大丈夫かと気になります。
実際にドラッグストアの駐車場で
バックしているときに後方の車両に気づかず、
ぶつけてしまったときのケースでも滞りなく、
とてもスムーズに保険を利用できました。
その時に加入していたネットの保険会社はSBI保険でした。
事故時の処理はネット保険か否かにかかわらず、
まずは警察に連絡します。
警察がかけつけている間に保険会社に電話をすると、
オペーレーターにつながり、保険適用に必要な情報を聞かれるので、
受け答えしていくだけです。
警察の現場検証が一通り終えると、
相手の方へお詫びを伝え、その後の車両の修理等は
保険会社の方が間に入って一切の対応を一任できます。
車両保険に加入していたので、
相手方の修理費を教えていただいた際に、
車両保険を利用するか、実費で支払うかを確認されます。
車両保険を適用すると、等級が3ランクダウンするので、
次年度から3年間は毎年1.5万円ほど保険料が値上がりするため、
修理費が4.5万円以内なら実費の方がよいですが、
今回は12万円程でしたので車両保険を利用しました。
その後も保険会社が随時、進捗の連絡をしてくれて、
必要な書類は郵送されてきて完了です。
ネット保険でも、オペレーターとの電話だけ完結し、
まったく不安を感じることなく事故処理と保険利用ができました。
ネット保険で実際に申し込みをしてきた中で、
価格も最安値水準、実績が充実している会社は、
チューリッヒ、SBI損保、三井ダイレクト損保、アクサダイレクトの4社です。
毎年、一括見積もりで比較すると、
この4社のいずれかが最も安く契約できることが多く、
安心して契約できるおすすめの保険会社です。
一括見積もりサイトを利用せず、
各社の個別サイトから見積もりを取得すれば
保険料が安くなるのではないかと思って比較してみましたが、
見積もり金額はすべての会社で同じという結果でした。
手間を省くためにも一括見積もりサイトを利用するとよいでしょう。
自動車を所有している人の7割強が加入している自動車保険を少しでも安く加入しつづける方法をご紹介しました。6,615万台が自動車保険に加入しており、平均59,100円の保険料はあなたが今、加入されている保険料と比較していかがでしょうか。年に1回の更新時期に一手間かけてネットで一括見積もりを取るだけで数千円〜数万円、同じ保険内容でお安く契約することができるので支出が減らせておすすめです。
