電気代にも「基本料金」というものがあり、
従来は使用の有無に関わらず契約をしているだけで、
契約アンペアに応じた基本料金を支払っていました。
2016年に電力の自由化がはじまり、
ひとりひとりのライフスタイルに合う料金プランを提供している
電力会社を事由に選べるようになりました。
東京電力や関西電力など大手電力会社の料金をベースに、
新規参入の会社はより安価な料金での提供をはじめました。
電気代には「基本料金」と「従量制料金」がセットでしたが、
Looopでんきや楽天でんきは「基本料金0円」でサービスをはじめました。
基本料金0円の最大の魅力は、
「自宅をあけることが多い独身会社員」
「出張などが多くて丸々1ヶ月不在のビジネスマン」
「月の半分ほど帰省して家をあける小さな子どもがいる家庭」
などは電気代が待避電力だけで済み、数百円という月も可能になってきます。
基本料金0円の老舗は「Looopでんき」です。
契約も簡単でオンラインのみで完結します。
毎月届く電気代の明細書を準備しておきます。
電気メーターは新しいタイプのスマートメーターが必要で、
付いていない場合は原則無料で交換してもらえます。
契約後は専用ページからログインすると
毎月の使用量や電気代が棒グラフでわかりやすく表示されます。
エアコンを使用する夏や暖房器具を使う冬などの電気代がひと目でわかるので
生活が可視化され楽しくみれます。
楽天でんきも基本料金0円で利用できます。
Looopでんきと同様にオンラインのみで簡単に契約ができ、
契約後もマイページから毎月の使用量や電気代が見れて、使い勝手では大きな差はありません。
Looopでんきとの大きな違いは楽天ポイントが付与されることです。
また、電気代に楽天ポイントも使えます。
Looopでんきに不満はなく使っていたのですが、
楽天でんきのサービスがリリースされ、ポイントの部分で魅力を感じたので乗り換えを行いました。
基本料金が無料のLooopでんきと楽天でんきの両社で電気代にどの程度の差があるのか、
乗り換え時に気になったものの、楽天でんきの解約に違約金もなく、
いつでも解約できるので、Looop電気より高額になるようであれば戻せばいいやという
気楽な気持ちで乗り換えを決めることができました。
1年使ってみて、若干ループ電気よりも電気代が高くなった気もしますが、
電気代自体も全体に上がっているので何ともいえないのが正直なところです。
ポイント還元分もあるのでしばらくは楽天でんきを使いたいと思います。
生活の根幹の一つである電気、ひとりひとりのライフスタイルに併せて選択できる時代なので活用しないのはもったいないです。大手電力はブランド力があり安心というのが強みですが、支出を減らすということを重視すれば新規参入の会社の方が安い料金プランが多く、また自宅を不在にすることが多い人にとっては今回紹介したような「基本料金0円」というLooopでんきや楽天でんきという選択がとてもおすすめです。