法人を設立すると、すぐに作りたいのが法人用の銀行口座です。
法人での事業がはじまると、売上や支払などのお金の出入りは
すべて法人用の銀行口座で管理する必要があります。
メガバンクや地元の地銀、ゆうちょ、ネットバンクなど
法人の銀行口座の選択肢はたくさんありますが、
今回は申込の手間が簡易で、審査も早く、開設後の使いやすさ、
この3つを重視したおすすめの法人銀行口座をご紹介します。
三井住友信託銀行とSBIホールディングスを出資会社とする
インターネット専業の銀行です。
口座維持手数料が無料、各種手数料も最安値水準です。
来店不要でオンラインのみで開設でき、
申込時の書類に登記簿謄本や印鑑証明書、本人確認書類の「郵送不要」です。
最短翌営業日に口座開設完了し、カードは「4〜5営業日」で届きます。
2001年にはじまったイーバンク銀行を2008年に楽天が資本提携、
2010年から楽天銀行株式会社として運営している銀行です。
口座維持手数料が無料、各種手数料もネット銀行ならではの水準です。
来店不要でオンラインのみで開設できます。
申込時の書類に登記簿謄本や本人確認書類、事業実態を確認できる書類などを
提出する必要があります。
審査と口座開設完了までに約2週間かかります。
ジャパンネット銀行をyahooを運営するZホールディングスの傘下になり
2021年4月にPAYPAY銀行という名称に変わりました。
口座維持手数料が無料、各種手数料もネット銀行ならではの水準です。
来店不要でオンラインのみで開設できます。
申込時の書類に法人の印鑑証明書や本人確認書類、事業内容確認書類などを
提出する必要があります。
審査と口座開設完了までに「約7日〜10日」かかります。
日本郵政が運営する銀行です。
口座維持手数料が550円~、各種手数料もネット銀行と同等の水準です。
最寄りの郵便局へ来店しての申込になります。
申込時の書類に登記簿謄本、法人番号が確認できる書類、法人の印鑑証明書、
本人確認書類、代表社印のある出資者名簿、財務状況確認書類などを
提出する必要があります。
審査には10営業日程が目安になります。
メガバンクよりは審査は通りやすいといわれていますが、
ネット銀行に比べると審査書類も多く、ハードルは上がります。
法人口座を開設できる各金融機関の維持手数料、同行や他行宛の振込手数料をわかりやすく
freeeというサイトにまとめらており参考になりましたので以下に引用でご紹介します。
手数料だけで見るとネット銀行の安さがわかります。
法人の銀行口座に強いこだわりがなく、とりあえず一つ作りたいということであれば、住信SBI銀行がおすすめです。今回ご紹介した他の銀行よりも、必要書類が少なく、発行までの早いことがその理由です。メガバンクや地銀は知名度はありますが、口座維持手数料に毎月数千円かかったりするので、融資など特別に必要なタイミングで追加で開設をすると良いでしょう。