お金を増やす
iDeCoで老後のお金をつくる

私の年齢(40歳)からiDeCoを毎月2.3万円はじめると
60歳の時点で550万程の老後のお金がつくれます。

iDeCoという言葉は聞いたことがありましたが、
実際にどんな制度なのか全く知りませんでした。

ひとことで言うと、
「老後のお金を自分で運用して準備してくださいね」
と国が税金面を優遇して国民の為に用意してくれた制度です。

iDeCoの加入に躊躇した理由

人生100年時代への突入、
年金の他に2000万円以上というお金を老後に向けて準備するために、
40歳からでもiDeCoという税制優遇の制度は活用した方が良いと
考えるようになりました。

それでも、iDeCoに加入するか迷った点は、
一度加入すると原則60歳までは加入し続けなければならないこと、
つまり、家庭事情の変化によって急遽お金が必要になっても、
「iDeCoを取り崩してまかなえないこと」です。

個人事業主で20年間、安定してiDeCoを払い続けられるだけの
事業を継続できるのか、覚悟ができず迷っていました。

iDeCoの加入を決めた3つのポイント

そんな私が最終的に加入を決めた理由は3つあります。

①掛け金調整ができる
毎月2.3万円をかけることを目標にして、
収入が低い年は最低5,000円まで下げることで調整ができること。
仮に5000円を20年間掛けた合計額は120万円です。
120万円ならどんな状況になっても捻出しようと思えました。

②毎年の節税につながる
毎年の確定申告で「控除の対象」となるため、
最大27.6万円が課税所得から差引できること。
仮に年収500万円の人の場合、20年間で100万円ほどの節税に繋がります。

③非課税で運用できる
老後の2000万円に向けて、金利の低い銀行預金だけでなく、
「控除の恩恵」を受けつつ、増えた金額に対して「非課税」で資産運用ができること。

60歳の時点で元金550万円ほどが、年利3〜5%で運用できれば、
750万以上になることが期待できます。

iDeCoでどんな商品を選ぶべきか

iDeCoで選べる商品数は、iDeCoを利用する機関で異なります。
iDeCoで選べる種類が豊富で、使いやすく、おすすめなのはSBI証券か楽天証券です。

iDeCoでは、国が定めた基準をクリアした商品だけが揃えられています。
将来の年金を自分で運用して準備してくださいねということなので、
「投資初心者でもリスクが極力少ない、厳選された商品から選ぶこと」になります。

その厳選された商品の中から、株式、債権、リート、コモディティなど
どの程度のリターンとリスクを取りたいかを考え、
購入する配分を決めて、申込みを行います。

私はiDeCoでの運用期間が40歳から60歳までの20年あり、
iDecoでの利益に対して非課税になるので「リターン重視の配分」にします。
ちなみに、通常の株式などの投資では利益に対して「20%程の税金」が取られるので、
iDeCoの利益に対して非課税という制度はとても有り難いことです。

リターン重視で証券会社から郵送されてきた書類の商品一覧から検討すると、
「全世界」と「米国」の「株式」に対して50%ずつの比率で申し込むことに決めました。

あとがき

今回は老後のお金づくりの1つとして、
国の優遇制度であるiDeCoについて調べみて、結果利用することにしました。
20年後、どの程度お金が増えているのか楽しみにコツコツ継続していきたいと思います。

とはいえ、iDeCoだけでは老後のお金は満たされないので、
個人事業主が使える控除の制度である小規模共済について考えてみたいと思います。


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